FXの練習! 基本概念 ~プライスアクションとは~
前回は環境認識について少しお話しました。
今回はプライスアクションについてお話します。
プライスアクションとは、値動きです。チャートを見ていると上がったり下がったりしていますが、1つ1つの足を見てみると上がった所で反転足が出る所があります。
この様な場所は価格が重いことが多く、反転しやすい傾向にあります。
因みに反転足は上昇なら陰線+実体が全体の3割程度、下降なら陽線+実体が全体の3割程度としています。
この様な所でトレードをするのがお勧めですが、それが出たからと言ってトレードしているとお金が無くなってしまいます。
なぜなら、本当にそれが有効な足かが分からないからです。あくまでプライスアクションはエントリーの根拠の1つとして考えてください。
精度は高い方がいいので根拠は最低2つ必要と考えておいてください。
プライスアクションを意識した場合の例を挙げます。
環境認識をして、上昇のトレンドラインが引けました。
トレンド内は上昇が優位なので買い目線で固定します。そして、その中でも上下して、トレンドライン内の下の方(タッチ寸前)で反転足が出ています。この様な場所では積極的に買っていくべきです。
それは
- 上昇トレンド内
- トレンドの下限まで来ている
- 反転足が出ている
の3つの根拠ができたからです。
この様にしてプライスアクションはトレンド方向へのエントリーのタイミングを見計らうために使用します。
- 環境認識すると相場の方向が見えて、どこで待つかが決まる。
- ただし、待った価格が有効かは足の形でしかわからないため、プライスアクションの分析をする。
といった流れになります。どっちかが必要ではなく、どちらも必要です。
環境認識は勉強すれば比較的早く身につくため、がんばりましょう。2か月毎日止まったチャートでOKですので、線引きしていればなんとなく分かってくると思います。
プライスアクションはできる人に教えてもらう方がいいですが、詐欺まがいなことをしている人もいるため、残念ですがおすすめは出来ません。
そこでおすすめの本を紹介します。
- 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
- 発売日: 2013/07/27
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そこそこの値段はしますが、よくわからない教材の方が10倍以上高いです。数万~数十万で売っている人とかいっぱいいますので、、、
個人的にはこの本は買う価値ありです。
難しい本ですが、10回読んでください。これだけ読めばプライスアクションの知識は身に付きます。
実際の検証手順は次回にーーー>