【FX】エントリーしてから逆行を少なくする方法
エントリーしてからレンジにはまってしまって損切した!
損切した後、思っていた方向に進んでしまった!
こういう方向けにお話ししていきます。
目次
大きく動くチャートは大体決まっている
想像してみてください。
上がりやすい・下がりやすいはどういう状況でしょうか?
水平ラインが遠い時ですね。水平線が遠い時はチャートがどのような形をしているでしょうか?チャートの左を見て、空白がある場合に動きやすいですね。
GBP/JPY 15分足
どっち向きに動きやすい?
もちろんトレンド方向です。
先ほどのチャートを見ていただくと、200EMAの下にローソク足があることが多いですね。これは下降トレンドを示しています。が、それだけでエントリーすると痛い目見るので上昇を失敗して、下降してきた所を狙うのが良いですね。
エントリーするタイミングは?
- 上位足で、トレンドラインを描いてトレンドライン内のどの位置にいるかを把握する
- 下位足で、トレンドラインを描いてトレンドライン内のどの位置にいるか把握する
- 直近の高値・安値を更新しているか確認する。
- 高値・安値を更新しなさそうになっているか確認する。
です。
まず、上位足でトレンドラインを描いてトレンドライン内のどの位置にいるかを把握します。
GBP/JPY 1時間足
上昇のトレンドラインが描けました。トレンドの上値が形成されているので大きな戻りが発生しそうですね。
次に、下位足で、トレンドラインを描いてトレンドライン内のどの位置にいるか把握します
GBP/JPY 15分足
1つ目の内側のトレンドラインで引き付けてエントリーできないですね。
エントリーしようにも、ローソク足が汚いですし安値も更新できていないため落ちる見込みはないです。もし、このまま下値をブレイクしたとしたら戻りを待てばいいです。負けないトレードが重要ですね。
ここまでの考察では、4時間足で引けた上昇トレンドの戻りが大きいと思われる状況です。
次に、直近の高値・安値を更新しているか、高値・安値を更新しなさそうになっているか確認します。
GBP/JPY 15分足
上昇して高値更新していますね。ただし200EMAを少し超えたところです。また、超えたということで、ダブルトップまたはトリプルトップを待つことになります。
上がった後にダブルボトムが発生しているため、その後にダブルトップを狙うのが定石になります。高値・安値は2回以上試されるため、1度目で入らない様にしてください。
広く見たらトリプルトップになっています。
この場合どこでエントリーするかというと、24EMAを抜けた場所ですね。抜けた瞬間は戻りがあるので陽線が確定したタイミングが良いと思います。または、下値を抜けたタイミングです。
でも、全く逆行しないエントリーができるわけではない
残念ながら、確実に逆行しないエントリーできるわけではありません。FXのチャートは綺麗なことが多いですが、少し水平ラインからずれたりもしますし、経済指標などもあるためです。
ただし、上位足の環境を踏まえてどちらにエントリーするのが良いかを考察するのが精度高いと思いますし、ローソク足が汚い場合はエントリーしない様に心がけるだけでも逆行は少なくて済むのではないでしょうか。
まとめ
逆行は減らせないですが、逆行すると思われる範囲を減らすことが可能です。そのためには上位足と絡めて環境認識の練習が必要です。また、高値・安値・ダブルトップ・ダブルボトムは認識してからエントリーすることが逆行を減らせます。確認は大変ですが、逆行を減らす努力はするべきです。その方が損切幅も少なくてすみますし、pips幅も増やせます。